食中毒に注意しましょう!
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「う〜ん、お腹が痛い!食べたものが悪かったのかなー」食中毒は「夏に発生する」というイメージが強いが、実は一年中発生している。特に梅雨から夏にかけては食品も腐りやすく細菌も繁殖しやすい。また、夏は暑さで体力が落ち抵抗力も弱くなっているため菌の付着した食品を食べると食中毒になりやすい。
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| ●さまざまな食中毒 |
| 細菌性食中毒・病原大腸菌食中毒・腸管出血性食中毒O157 ・サルモネラ食中毒・腸炎ビブリオ食中毒・ブドウ球菌食中毒・ボツリヌス菌食中毒・カンピロバクター食中毒・ウエルシュ菌食中毒・セレウス菌食中毒・ナグビブリオ食中毒・エルシニア食中毒・食品媒介リステリア症・ノロウイルスによる食中毒・食品寄生虫など |
| ●食中毒の起こり方 |
| 多くの食中毒は食べ物や飲み物を介して食中毒の菌や細菌の作り出した毒素を取り込んだり、腸管内で作り出された毒素により発症する。もともと人間の腸内にはいくつかの菌が定住している。これらは腸内細菌、乳酸菌、レンサ菌、ブドウ球菌、その他などで常在細菌だが、食中毒を起こす菌はこれらの常在細菌とは異なり、外から入ってきて大腸や小腸で繁殖して感染、炎症などを引き起こしたり、産生した毒素により重篤な症状を引き起こす。 |
| ●代表的な食中毒パターン |
| 現在、日本で食中毒菌として指定されているのは16種類で、これらの菌が引き起こす食中毒の仕組みには次の3つの型がある。 |
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感染型[サルモネラ菌やカンピロバクターなど]
細菌のついた食べ物を口にすることで、菌自らが食中毒を引き起こす。菌は腸管内で増殖して腸の組織を破壊して炎症を起こす。腹痛や下痢などの症状になり、ひどくなると血便になることもある。
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生体内毒素型[腸炎ビブリオや病原性大腸菌など]
腸管内で細菌が作り出した毒素により発症する。菌の種類により作り出される毒素が違うため、症状はさまざまだが、腹痛、下痢、発熱などをひきおこす。
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毒素型[ボツリヌス菌や黄色ブドウ球菌など]
食べ物中で細菌が増殖し毒素を作り出す。この食べ物の毒素をからだに取り込むことにより発症する。毒素の中には神経に作用するものがあるので、注意が必要だ。
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| ●食中毒の症状 |
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食中毒を引き起こす原因菌によってもさまざまだが、おおむね次のような症状が見られる
- 細菌が体内に入って発症する場合
腹痛、下痢、発熱、時にひどくなると血便をともなうこともある
- 細菌が生み出す毒素によって発症する場合
腹痛、下痢、嘔吐、複視、発声障害、嚥下障害、呼吸障害
また、最初は腹痛、下痢、風邪のような症状でも、血便、激しい腹痛に襲われることもあるので注意が必要だ。
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| ●安心しちゃ駄目!早めの受診を! |
| 「多分、軽い食あたりだろう」と軽視は禁物。初めは軽くても重症になると死にいたることもある。早めに医療機関を受診することが大切だ。 |
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家庭でできる看護
- 下痢や嘔吐を繰り返すため、身体は水分が不足する。脱水症状を起こしやすいのでスポーツドリンクなどの水分補給が必要だ。
- 嘔吐や嘔気があるとき
窒息しないようにはきやすい姿勢をとってあげることが大事。
- 下痢止めは安易に使わない
場合によっては「下痢止めの薬」は深刻な状況を引き起こす可能性がある。使用は医師の指示に従いましょう。
- ガマンしない
食中毒の種類によっては、最初は風邪のようでも時間とともに深刻な状態に変わっていくことがある。「多分、もうちょっとで良くなる」からと我慢するのは禁物。早めに受診。
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| ●食中毒を防ぐには |
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食中毒を防ぐためには、菌を付けない、殖やさない、殺すこと。これが食中毒防止の三原則だ。
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| (1)菌を付けない(細菌による汚染を防ぐ ) |
- 清潔保持のため手を洗う
- 食器、ふきん、まな板、包丁、スポンジタワシなどの調理器具はまめに洗い、二次感染を防ぐ
- 洗える食材は流水でよく洗う 細菌の繁殖を防ぐ
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| (2)殖やさない(細菌の増殖を防ぐ ) |
- 鮮度のよい食品を選ぶ
- 要冷蔵・要冷凍の食品はすぐに冷蔵庫へ
- 冷蔵庫を過信しない
庫内に品物を詰め込みすぎると、温度があがってしまうので要注意
- 作りおきはあまりしない。(食べる分だけ!)
- お弁当について
調理したおかずは必ず冷ましてから入れましょう。温かいうちにフタをすると中が食中毒菌の繁殖しやすい温度になってしまう。
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| (3)殺す(加熱処理する) |
- 食品をよく加熱する(75度で一分間加熱すると殆どの食中毒菌は死ぬ)
とくにミンチ肉は十分中まで熱が通るように心がける
- 加熱処理された食品は熱いうちに!また、冷やして食べるものは冷蔵庫から出したら冷たいうちに食べる
- 調理器具は70度以上の熱湯で消毒(日光消毒もネ!)
☆食べる前ににおいが臭かったり、見た目が変色していたり、ねばねばしているようなら要注意!もったいないと思わないで捨てましょう。
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