医療法人回生会大西病院
         
 
 

冬の始まりは足下にご用心!

snowman

寒い季節の訪れとともに、路面の凍る時期がやって来る。圧雪状態の雪道は滑りやすい。「転ばないように...」と気をつけていても転倒して思わぬケガをしてしまうことがある。特に冬の始まりは足下に注意が必要だ。

転倒によるケガ
足下にご注意01 足下にご注意02 足下にご注意03

足首の骨折

■足首の骨折
滑ったときに、足首をひねって捻挫したり骨折することがある。左の写真(左足)では足首の外側の細い方の骨が骨折している。

手首の骨折

■手首の骨折
身体を支えようと手をついたときに、手首をひねって捻挫したり骨折することがある。左の写真では手首の少し上で太い方の骨が骨折している。

背中の圧迫骨折

■背中の圧迫骨折
尻もちをついたときに背骨に力が加わり、背骨の一部がつぶれることがある。背骨はほぼ長方形の椎体骨が連なって構成されるが、転倒などで上下から力が加わると左の写真のように台形に変形してしまう。左は圧迫骨折のエックス線写真

股関節の骨折

■股関節の骨折
尻もちをついたときに、股関節を痛めることがある。特に女性や高齢者では骨折を伴うことが多い。また、恥骨や坐骨の骨折もある。左の写真は右足の股関節が←の部分で骨折している。

頭(頭蓋内の出血)

頭(頭蓋内の出血)
転倒した時、頭を強く打つと頭の中に出血することがある。転倒直後に出血する場合や時間が経つとともにジワジワと出血が増える場合があるので注意が必要だ。
左の写真は硬膜下血腫のCT写真(頭の両側の三日月状の濃い灰色と白の部分に血液が溜まっている)

こんなときは早めに受診を
痛みが強かったり、動けない、見た目にも腫れや変形があれば受診が必要。特に頭を打った場合、最初は何ともなくても時間とともに状態が悪化することもあるので注意しなくてはならない。特に高齢者では少しずつ出血して半月から1ヶ月後に「何か変だ!」ということもあるので、異常を感じたら早めの受診が必要だ。
滑りそう...と思ったら
  1. 滑りにくい靴底の靴を使用する。
  2. しっかりと足の裏全体で路面の感触を確かめて歩く。
  3. 重心が高いと転倒しやすいので荷物を抱えている場合は特に注意する。
  4. ポケットに手を突っ込んで歩いていると、顔面や後頭部を直撃しやすいので注意。
  5. 一見ただ濡れているように光っているアスファルト。実は表面がツルツルに凍っているブラックアイスバーンかもしれない。これはスケートリンクの上を歩くようなもの...。いつ転んでも大丈夫な心構えで慎重に歩くしかない。

 

 

 

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