医療法人回生会大西病院
         
 
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放射線はどんなもの?

私たちの回りの放射線

自然界の放射線

私たちは1年間に2.4mSvの自然界の放射線を受けています。放射線は自然界に存在するものと、人工的・機械的に作り出すものがあります。自然に存在する放射線は宇宙から降り注ぐものであったり、大地や大気中、さらに私たちの食物からも出ています。でも、これらは大変に微量で心配はありません。 人工的・機械的に作り出す放射線は医療でX線写真を撮影したり、検査・治療に利用されます。

 

放射線は光のなかま

放射線は光の仲間の電磁波や高速の粒子(原子核や中性子)です。
放射線は空気や物質中を通過する際に、その道筋の分子を電離(陽イオンと陰イオンに別れる現象)させる作用があります。放射線は、においも味もありませんし、目で見たり、身体で感じることもできません。
放射線の種類には次のものがあります。

 
種類 本質
 α(アルファ)線  ヘリウムの原子核
 β(ベータ)線  電子
 γ(ガンマ)線  電磁波
 X(エックス)線  電磁波
 中性子線  中性子
 重粒子線  炭素、ネオン、シリコン、アルゴンなどの原子核
 
放射線は突き抜ける?

放射線の透過

放射線は、その本質によって異なりますが、物質を突き抜ける(透過)性質があります。その強さは放射線の種類やパワーによって異なります。
医療では、その透過の性質を利用してエックス線写真を撮影したり、体内の病気を治療したりします。

 

放射能と放射線は違うのですか?

放射能

違います。
放射能とは不安定な物質(元素)が放射線を出して安定な物質に変わることをいいます。この放射線を出す能力が「放射能」です。
放射線とは不安定な物質(元素)から放出された電磁波や高速の粒子です。電球と明かりに例えれば、明かりを発生させる能力が「放射能」、その明かりが「放射線」に相当します。

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