もやもや病あれこれ
 
過呼吸一回の吸気量 に対して呼気量が多い呼吸のパターンをいい、熱いラーメンをフウフウ吹いたり、ハーモニカや笛を吹くなどのパターンがそれである。過呼吸によって炭酸ガスを 放出し過ぎて血液中の酸素濃度が高くなると脳血管は収縮するので、もやもや病の患者の場合は脳溢血発作が起こりやすくなる。
 
一過性脳溢血発作一時的に脳実質への血液供給量が著しく低下し、筋肉に脱力発作を呈する等神経脱落症状を起こす。数十分から数時間で症状は改善する(=TIA)
 
神経脱落症状神経伝達が何らかの原因によって遮断されるかもしくは中断されることにより
逆に筋緊張が過剰に亢進する現象
                 
前大脳動脈この動脈の血流域は、下肢機能に関係する。中大脳動脈や浅側頭動脈に比べると血圧は低く、もやもや病の場合血流改善が得にくい血管である。したがって手の発作にくらべ足の発作が再発しやすい。
 
中大脳動脈この動脈の流域は上肢や体幹機能に関係する。また、言語や感覚器や知能にも関係し日常生活に支障をきたす。
 
椎骨脳底動脈後大脳動脈や小脳への血流の起点となる動脈。運動をスムーズに行うための運動コントロールに生涯が出現しやすい。したがって、中大脳動脈や前大脳動脈流域の障害のような著明な運動障害は出現しないが、運動自体が雑になってしまい協調性に問題が生じやすい。